2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
1973年に発表されてから、世界中で読み継がれているミヒャエル・エンデの「モモ」。2020年代に読んでみると…。 モモ (岩波少年文庫) 作者:ミヒャエル・エンデ,大島 かおり 発売日: 2017/07/20 メディア: Kindle版
ノヴァとブリジットは仲の良い姉妹。ずっと2人一緒に里親の元を転々としながら暮らして来ました。ところがある日、姉ブリジットがいなくなってしまいます。ひとりぼっちで新しい里親のもとに送られるノヴァ。自閉症の少女ノヴァの成長を描きながら、ブリジッ…
コルドンのベルリン3部作の2作目。1932年から1933年、ナチが第一党となり、ヒトラーが首相に任命され、ドイツ国会議事堂放火事件が起きるまでの様子を、ナチに抵抗する家族の目線で描いた小説です。 ベルリン 1933 壁を背にして/クラウス・コルドン 1作目「…
いじめの加害者になった側から描いたコミックエッセイです。読んでいて気分の良いお話ではありませんが、小学生くらいのお子さんをお持ちの方には気になる内容だと思います。 【増補版】息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ (文春e-book) 作者:大…
著者の長い臨床経験からの、発達障害当事者や保護者の方へのエール。とくにお子さんが発達障害と診断されて不安を感じていらっしゃる方には、暗闇を照らす光になってくれる本だと思います。AD/HD、自閉症・自閉スペクトラム症、LDについて書かれています。 …
「ドイツ、どうしてそうなった!?」が丁寧に解説されています。ナチ時代に興味がある人に、入門書としておすすめします。 ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書) 作者:石田勇治 発売日: 2015/06/26 メディア: Kindle版
11歳のイザベラの目を通して、現代のこどもたちを取り巻く諸問題と、それを乗り越えて行くこどもたちの強さが描かれた名作。小学校高学年のお子さんから、おとなにもにおすすめの1冊です。 キャラメル色のわたし/シャロン・M・ドレイパー
ナチ政権下ドイツの回想録。ナチの教育を受け、それが正しいと思って育った著者が、17歳で志願・入隊し、20歳で終戦を迎えるまでのことが綴られています。 若い兵士のとき (改版) (岩波少年文庫) 作者:ハンス・ペーター・リヒター 発売日: 2005/07/16 メディ…
大きくわかりやすい絵で、歯がどうして生え変わるのかがよくわかります。年中さん、年長さんの進級祝いのプレゼントにおすすめです。 歯のはえかわりのなぞ/北川チハル、ながおかえつこ
アラフォー女性の気になる単語「オバさん」。 ついに自分がオバさんになってしまったことに戸惑った女性も多いはず。そんなフレッシュオバさんたちに、ジェーン・スーさんの「私がオバさんになったよ」をおすすめします。 私がオバさんになったよ 作者:ジェ…
誰にでもある、少年時代の輝く思い出の日々。仲間と笑ったり泣いたり、夢に向かって努力したり。それすらもナチの非道に組み込まれていたとしたら…。 ぼくたちもそこにいた (岩波少年文庫) 作者:ハンス・ペーター リヒター 発売日: 2004/08/19 メディア: 単…
ひとり読み入門におすすめの「小さなおばけシリーズ(アッチコッチソッチ)」から、おばけのソッチの比較的新しい作品「おばけのソッチ、おねえちゃんになりたい!」をご紹介します。きょうだいが生まれるお子さんへのプレゼントにもおすすめです。 おばけの…
著者ハンス・ペーター・リヒターの、ヒトラー政権下の経験を記した、”リヒターの自伝的3部作”のうちの1作めです。大人として、こどもたちの未来にどのように責任を持つべきかを考えさせられる作品です。 あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520)) …
松谷みよ子さんの「オバケちゃんの本」シリーズから、親子でいっしょに読むのにおすすめな「オバケちゃんとおこりんぼママ」をご紹介します。 オバケちゃんとおこりんぼママ/松谷みよ子、いとうひろし