行間の記録

ひとり読みに挑戦中の年長さん「ひばり」と、活字中毒の母「くるみ」の読書の記録。

おとな読書-小説-リヒターの自伝的3部作

ナチは正しいと信じていた - 若い兵士のとき/ハンス・ペーター・リヒター

ナチ政権下ドイツの回想録。ナチの教育を受け、それが正しいと思って育った著者が、17歳で志願・入隊し、20歳で終戦を迎えるまでのことが綴られています。 若い兵士のとき (改版) (岩波少年文庫) 作者:ハンス・ペーター・リヒター 発売日: 2005/07/16 メディ…

美しい思い出すらナチの計画の中にあった - ぼくたちもそこにいた/ハンス・ペーター・リヒター

誰にでもある、少年時代の輝く思い出の日々。仲間と笑ったり泣いたり、夢に向かって努力したり。それすらもナチの非道に組み込まれていたとしたら…。 ぼくたちもそこにいた (岩波少年文庫) 作者:ハンス・ペーター リヒター 発売日: 2004/08/19 メディア: 単…

ナチの時代、こどもですら傍観者ではいられなかった - あのころはフリードリヒがいた/ハンス・ペーター・リヒター

著者ハンス・ペーター・リヒターの、ヒトラー政権下の経験を記した、”リヒターの自伝的3部作”のうちの1作めです。大人として、こどもたちの未来にどのように責任を持つべきかを考えさせられる作品です。 あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520)) …